2008年10月12日
●G7の行動計画の全文概要(10/10 inワシントン)
●G7の行動計画~全文概要 (inワシントン)
G7は本日、現下の状況は緊急かつ例外的な行動を必要としていることに同意する。我々は、世界経済の成長を支える為、金融市場を安定化させ、信用の流れを回復する為に共同して作業を続けることにコミットする。われわれは以下のことに同意する。
①システム上の重要性を有する金融機関を支援し、その破綻を避けるため、断固たるアクションをとり、あらゆる利用可能な手段を活用をする。
②信用市場および短期金融市場の機能を回復し、銀行及びその他の金融機関が流動性と資金調達に広範なアクセスを有していることを確保するため、すべての必要な手段を講じる。
③銀行やその他の主要な金融仲介機関が、信認を再構築し、家計や企業への貸し出しを継続することを可能にするに十分な量で、必要に応じ、公的資金、そして民間資金の双方により、資本を増強することができるよう確保する。
④預金者がその預金の安全に対する信認を引き続き保つことができるよう、各国それぞれの預金保険・保証プログラムが頑健であり、一貫していることを確保する。
⑤必要に応じ、モーゲージその他の証券化商品の流通市場を再開させるための行動をとる。資産の正確な評価と透明性の高い開示および質の高い会計基準の一貫した実施が必要である。
これらの行動は、納税者を保護し、他国に潜在的な悪影響を与えないような方法で行われるべきである。我々は、必要かつ適切な場合には、マクロ経済政策上の手段を活用する。我々は、今回の混乱により、影響を受ける国々を支援する上で、国際通貨基金(IMF)が果たす決定的に重要な役割を強く支持する。
我々は、金融安定化フォーラムの提言の完全な実施を加速し、金融システムの改革の差し迫った必要性にコミットする。我々は、この計画を完遂するため、協力を一層強化し、他の国々と協働する。
~私の感想~
10/10 ワシントンで開催された7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)は、各国協調体制をアピールして終了しましたが、公的資金注入の具体的な内容には言及せず不透明な気がしますし、安心感は出ていないと思います。
週明けの市場は、株安・円高に歯止めがかかるかは疑問?
日経平均株価は、2003年4月28日につけた 7,603.76円 を
割り込むかが注目です。
G7は本日、現下の状況は緊急かつ例外的な行動を必要としていることに同意する。我々は、世界経済の成長を支える為、金融市場を安定化させ、信用の流れを回復する為に共同して作業を続けることにコミットする。われわれは以下のことに同意する。
①システム上の重要性を有する金融機関を支援し、その破綻を避けるため、断固たるアクションをとり、あらゆる利用可能な手段を活用をする。
②信用市場および短期金融市場の機能を回復し、銀行及びその他の金融機関が流動性と資金調達に広範なアクセスを有していることを確保するため、すべての必要な手段を講じる。
③銀行やその他の主要な金融仲介機関が、信認を再構築し、家計や企業への貸し出しを継続することを可能にするに十分な量で、必要に応じ、公的資金、そして民間資金の双方により、資本を増強することができるよう確保する。
④預金者がその預金の安全に対する信認を引き続き保つことができるよう、各国それぞれの預金保険・保証プログラムが頑健であり、一貫していることを確保する。
⑤必要に応じ、モーゲージその他の証券化商品の流通市場を再開させるための行動をとる。資産の正確な評価と透明性の高い開示および質の高い会計基準の一貫した実施が必要である。
これらの行動は、納税者を保護し、他国に潜在的な悪影響を与えないような方法で行われるべきである。我々は、必要かつ適切な場合には、マクロ経済政策上の手段を活用する。我々は、今回の混乱により、影響を受ける国々を支援する上で、国際通貨基金(IMF)が果たす決定的に重要な役割を強く支持する。
我々は、金融安定化フォーラムの提言の完全な実施を加速し、金融システムの改革の差し迫った必要性にコミットする。我々は、この計画を完遂するため、協力を一層強化し、他の国々と協働する。
~私の感想~
10/10 ワシントンで開催された7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)は、各国協調体制をアピールして終了しましたが、公的資金注入の具体的な内容には言及せず不透明な気がしますし、安心感は出ていないと思います。
週明けの市場は、株安・円高に歯止めがかかるかは疑問?
日経平均株価は、2003年4月28日につけた 7,603.76円 を
割り込むかが注目です。
[備える] [貯める] [殖やす] の相談窓口
ファイナンシャルプランナー 塚田 壽廣
店舗茨城保険市場「筑波西武店」
運営㈱ファイナンシャル・スクエア
Posted by 塚田壽廣 at
18:08
│Comments(0)